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2018.02.09
矯正コラム

ワイヤーを使ってすばやく矯正!抜歯の必要がないMEAW矯正


歯並びは、人それぞれで異なります。並び方にもよりますが、食べ物を咬み切るのが困難だったり、しっかりとした咀嚼ができない場合は、自身の歯並びが何らかの影響を及ぼしている可能性があります。
そんな歯並びの問題を解決する手段として、効果的なのが、歯科矯正です。上述の通り、歯並びは人によって異なるため、歯科矯正にもさまざまな方法があります。なお、以前までは歯を動かす矯正治療が難しいと判断された場合に、抜歯による矯正が行われるというケースも少なくありませんでした。

しかし今日では医療技術の進歩によって、抜歯を行わない新しい治療法も登場しています。今回は、難症例の歯並びでも抜歯をせずに治療ができる「MEAW矯正」についてご紹介します。

■従来の矯正では抜歯が必要だった理由とそのデメリット
従来の矯正治療では、歯が重なりガタガタとなる叢生(そうせい)などの歯並びにおいて、抜歯することで歯を並べやすくする方法が採られていました。もちろん、これはきれいな歯並びを実現する上で効果的な手段です。なぜなら、顎の大きさや形状により、抜歯しなければ矯正が困難となるケースがあるからです。
しかし、人間の歯は一本一本に役割があり、最初から不要な歯というのは存在しないため、たとえ歯科矯正のためであっても、健康な状態の歯は抜歯すべきではないといわれていました。それでありながら、健康な歯を抜かなければならないという矛盾を抱えていたのが従来の矯正治療であり、これこそが、歯科矯正の敷居を高めている原因でもあったのです。

■MEAW矯正ではどうして抜歯をせずに治療ができるの?他にもメリットはある?

医療技術が日々進歩する中、歯科矯正にも新しい選択肢が誕生しています。治療法によっては、これまでの常識を覆すような画期的なものも少なくありません。抜歯をせずに歯並びを矯正できるMEAW矯正もそのひとつです。
MEAW矯正は従来の歯だけを動かす矯正法とは異なり、その下にある骨そのものを広げることで、非抜歯での歯科矯正を実現。さらにマルチループワイヤーを使用することによって、一本一本の歯を自由に動かすことも可能です。従来の矯正装置では治療が難しかった難症例にも対応できるようになりました。
また、すべての歯を同時に動かすことができますので、治療にかかる期間も大幅に短縮。これまでは、2年半〜5年ほどの治療期間を要していたものの、MEAW矯正では6カ月〜長くても2年程度で治療が完了します。柔軟性の高い治療ができる上、比較的短い期間で治療を完了させられるのもMEAW矯正ならでは特徴です。

■抜歯をする必要のないMEAW矯正という魅力的な選択肢

「歯科矯正といえば、歯を抜かれるもの」というイメージを抱えている方もいるかもしれません。しかし、マルチループワイヤーを使用したMEAW矯正であれば抜歯が不要となるばかりか、これまでの歯科矯正が抱えていた多くの問題を解決します。
「抜歯をしなければならない」「治療に長い時間がかかる」という理由から治療に踏み出すことができなかった方は、MEAW矯正という魅力的な選択肢を視野に入れてみてはいかがでしょうか。

大阪にあるライフデンタルクリニックではこのMEAW矯正に加え、咬み合わせにおいて多くのメリットを持つオーストリアの咬合学を組み合わせた治療を行っています。さらに、通常の歯型・写真・レントゲン撮影に加え、アキシオフラフ(顎運動測定器)による検査を行うことで、治療後の後戻り防止や長期的な健康維持も実現。非常に効果的な治療となっているます。
大阪周辺にお住まいでMEAW矯正に興味のある方は、ぜひ一度ご相談ください。