BLOGブログ

2018.02.09
矯正コラム

歯の矯正っていくらかかる?矯正の種類別、平均相場



一口に「矯正治療」といっても、その種類はさまざまです。使用する器具や治療方針の違いによって費用も大きく異なるので、自分に最も適した治療法や矯正器具を選択することや費用を見極めることが大切です。
ここでは、それぞれの矯正治療の特徴、メリット、デメリット、費用相場について詳しくご紹介します。

■表側ブラケット(ワイヤー)矯正


表側ブラケット矯正は、歯科矯正の中でも最もスタンダードなものです。ブラケットやワイヤーで歯を固定することで、歯並びと嚙み合わせの悪さを矯正できます。矯正方法の中では、比較的安い料金で治療を受けることが可能です。

表側ブラケットはいくつかの種類に分かれており、素材の違いによって料金も異なります。ごく一般的な金属ブラケットや、白や透明色で目立たないように工夫された審美ブラケット、ワイヤー固定をせずに矯正が可能なセルフフライゲーションブランケットなどがあります。

表側ブラケット矯正にかかる費用の平均相場は、70~100万円です。

■裏側(舌側)ブラケット矯正
歯の裏側(舌の側)にブラケットを装着する方法です。表側ブラケットの場合は審美面(外見面)でのデメリットがありますが、裏側ブラケットは矯正器具が周囲に目立たないというメリットがあります。

この治療法では、リンガルブランケットという特殊な器具を使用します。最新型の器具ですので、歯科医院によってはまだ導入されていない場合もあります。裏側ブラケット矯正を検討する場合は事前に歯科医院に問い合わせましょう。

裏側(舌側)ブラケット矯正にかかる費用の相場は、120~150万円です。

■マウスピース矯正
ワイヤーやブラケットで歯を固定するのではなく、目立たない色のマウスピースを装着して矯正を行う方法です。ブラケット矯正との大きな違いは、いつでも自分で自由に取り外しが可能という点です。歯磨きをする際にも取り外しが可能なので、衛生面でもメリットがあります。また、近年は目立たない透明素材のマウスピースもあるので、外見が気になる方にもおすすめです。

ブラケットに比べると矯正力が弱いため、矯正に時間がかかってしまう、歯を大きく動かす必要がある矯正には向かない、といったデメリットがあります。

マウスピース矯正にかかる費用の相場は、30~90万円です。マウスピース矯正は使用する器具や治療期間によって費用に幅があるため、例えば最新型のマウスピースである「インビザライン」や「クリアライナー」などを使う場合は、それだけ費用も高くなります。

■部分矯正
部分矯正は、歯の一部分だけを矯正する治療法です。前歯を整えたり、隙間の大きさを埋めたり、重なった歯を解消したりという場合に行われます。器具を取り付けるのではなく、歯を削ったり、セラミックを被せたりして治療を行います。部分的な治療なので短期間で行われることや、費用も安く抑えられることがメリットです。部分矯正にかかる費用の相場は、10~80万円です。

■それ以外の矯正治療法
・ハーフリンガル矯正
表側ブラケットと裏側ブラケットを合わせた治療法です。上の歯だけ裏側ブラケット、下の歯は表側ブラケットというように組み合わせて矯正を行います。(費用相場80~130万円)

・ハイブリット矯正
「マウスピース矯正+裏側ブラケット矯正」「部分矯正+セラミック矯正」などふたつの治療法を組み合わせて行う治療法です。ふたつの治療法の料金がそのままかかるので、比較的高額治療となります。

■保険適用と保険適用外について

歯科矯正は基本的に自由診療ですので、保険適用外です。しかし「顎変形症」や「口蓋裂」など厚生労働省によって定められた病気と、それに起因する歯並びの悪さを矯正する場合、または外科治療も合わせて治療が行われる場合は保険が適用されます。

顎の形や骨格の悪さといった先天的な要因で歯並びが悪い場合はこのケースに当てはまることが多いので、保険が適用されるかどうかは歯科医院に相談することが大切です。

有名歯科医院の場合、東京と大阪など、地域やエリアによっては同じ治療方法でも料金が異なる場合もあります。どれくらいの費用がかかるのか、事前に把握しておくことも大切です。

大阪にあるライフ歯科・矯正歯科では、一般歯科に加えて口腔外科、審美歯科も備えています。また、インプラント咬合治療や矯正歯科治療も受けられるので、幅広いお悩みに対応可能です。
大阪で歯科医院をお探しであれば、ぜひご利用ください。

参考サイトURL
歯医者が教える歯のブログ

歯列矯正なら絶対おすすめ!武蔵小杉のまゆみ矯正歯科は歯並びの名医